グッデイ!ディズニーパパの教育系ブログへようこそ。
ウォルト・ディズニーのフィロソフィーから育児のヒントを頂くシリーズです。
では早速いってみましょう。
今回のフィロソフィー
学齢期の子どもたちは、実に多くの学んだことを吸収し、身につけられる。チャンスを与えられれば、彼らは驚くほどの知識欲を示す。教室不足や不適切な教育施設によって、そのチャンスを閉ざしてはならない。子どもたちのためのものを作り、彼らの潜在能力を観察することに生涯のほとんどを費やしてきた私は、我が国の子どもたちにフルタイムの教育を与えることこそ、将来への最善の投資であると確信している。
ウォルト・ディズニー
子どもへの教育の大切さを説いているものですね。
子ども教育は国力とイコールだと思います。

上記は世界大学ランキング2022です。
ウォルト・ディズニーの母国、アメリカの大学の多いこと。
ちなみに日本勢は東京大学が35位、京都大学が61位とのことでした。
経済の話

上記は2020年度世界GDPランキングです。
GDPについては下記ご参照ください。

と、いうことで日本は世界GDPランキングでは3位です!素晴らしい。
しかし注意しなければならないのはGDPは人口の多さと産業によって左右される指標である、ということです。国としての評価、ということですね。
ではもうひとつの指標をみてみましょう。

こちらは2020年度一人あたりの世界のGDPランキングです。
日本は23位となっています。
GDPランキングでは3位なのに、一人あたりのGDPランキングでは23位とのことで、この違いは何でしょう?
シンプルに言えば一人ひとりはそれほど豊かではないが人口がそこそこいるため足し上げれば世界3位、ということです。
日本の人口は減少に転じているため、GDPランキングは徐々に低下していく可能性があります。
GDPの算出方法はこちら。

人口が減っていくのは既定路線として、国内消費額は増えますか?企業投資額は増えますか?円安になっていて輸出品貿易額はどうでしょうか?

上記は財務省の速報値ですが、令和3年は輸出は自動車等が回復したものの、自動車に使う部品や原油の輸入が増加し貿易赤字となっています。
我々を取り巻く環境は決して良いわけではありません。
この事実を理解した上で、育児をしていく責任が我々子育て世代にはあります。
文部科学省が策定した学習指導要領に沿って一生懸命勉強すれば明るい未来が待っているでしょうか?
もちろん、勉強も大切です。
しかし良い高校に入って、良い大学に入って、良い会社に入ったら安泰、という時代は終わりました。
日本の企業が世界で勝てなくなっています。
最大の産業である自動車産業もEVの台頭により、今までの枠組みが通用しなくなっています。
育児の重要性
良い学校から良い会社の安泰路線はもはや過去のもので、我々子育て世代の当たり前が通用しなくなってきています。
ではどうすれば良いか。一つ提言させてください。
今まで通り勉強は頑張るとして、我々が社会で培ったスキルをもっと子どもたちに早い段階で還元すべきだと思います。
義務教育で学べるのは教育のスペシャリストである先生から教科書に沿ったものだけです。先生はビジネスマンではありません。
どうすれば世界で勝てるのか。世界では何が起こっていて、どういう取引が行われているのか。
どういう会社が伸びていて、どういう会社が衰退しているのか。その理由は?
それを踏まえて、子どもたちはどういう夢を持つか。どういう職業に就きたいか。
こういう話を是非ご家庭内で活発にして頂きたいと思います。
よって、我々も常に知識のブラッシュアップが必要だと思います。
今回のウォルト・ディズニーのフィロソフィーでは
我が国の子どもたちにフルタイムの教育を与えることこそ、将来への最善の投資であると確信している。
と言っていました。
ウォルト・ディズニーの時代とは異なると思いますが、現代で言い換えればフルタイムの教育に社会的スキルが含まれるのではないかと考えます。
これからも皆様のお役に立てる記事を書いていきますので、ぜひ注目していてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
コメント