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今回はプレジデントファミリー2023夏号を参考に
特別インタビュー森保一サッカー日本代表監督
「普通の子」を伸ばすたったひとつの方法 幼い息子に、自分でメニューを決めさせた理由
の記事をピックアップし学んでいきます。
今回の参考書籍
今回の参考書籍はこちら。
私はプレジデントファミリーを定期購読しています。
とても学びになるので是非ご購入いただき、読んでみてくださいね。
森保一監督とは?

サッカー日本代表の監督に2018年7月から就任。
既に5年間もされているため、森保一氏は日本代表の監督というイメージが強いのではないでしょうか。
しかし選手としても一流でした。
Jリーグが1993年に開幕し、その頃から活躍していた森保一氏。
日本代表にも選ばれ「ドーハの悲劇」を経験。
ワールドカップ出場はならず、世界での活躍には縁がなかった森保一氏でしたがJリーグではサンフレッチェ広島で優勝を経験。
日本リーグ時代もあわせ、選手として435試合に出場した経歴をもっています。
Jリーグ監督としてもサンフレッチェ広島を率いて6年間で3度のJリーグ制覇を成し遂げています。
その後の日本代表監督時代ではアジア予選を勝ち抜きワールドカップ出場を決めると、ワールドカップ本戦では優勝候補のドイツ・スペインを破り決勝トーナメントに進出するなど大きな結果を残しました。
ワールドカップ後に監督続投が発表され、現在は第二次森保ジャパンとして精力的に活動しています。
そんな選手としても監督としても輝かしい経歴を持つ森保氏。
プライムレートでは3人の息子を持つ父親でもあります。
プロサッカー選手の子育て。
日本代表監督の子育て。
どのような子育てをしてきたのか、とても気になりますね。
自分のことは自分で決めさせる
本紙のインタビューで「サッカー以外で、子育てに関して実践していたことはありますか。」との問いに森保氏はこう答えています。
自分のことは自分で決めさせる、ということですね。
例えば、家族で外食に出かけたとき。何を食べたいのか、メニューを見て、選び、自分で決めさせます。「何でもいいよ」「俺も同じ」はダメ。「僕はこれが食べたい」が正しい。
たかが食事メニューですが、その思考・決断のプロセスを習慣化することは、進路など重要事項を決める際にも役立ちます。一度きりの人生、納得して人生を歩むためには必須のことだと思います。
なぜ、そこにこだわるのか。それはまさにサッカーがそうだからなんです。試合前なら、コーチ・監督の指示を受けることが可能ですが、いざ試合が始まったら選手はそれぞれピッチ上で一人です。対戦相手や自分の選手のポジショニングを90分間ずっと把握して、流れの中で自分の頭で考えながら走って、ボールを蹴ります。秒単位での選択と決断の連続。その行動には理由があり、責任が伴います。他人任せではいいサッカー選手にはなれません。
それは人生でも同じ。子供を親頼りではなく自立させるためにも、人生を主体的に生き、走りながら自分の行く道を修正・改善できる人間に育てるためにも、メニュー決定プロセスを怠ることはできないんです。
出典:プレジデントファミリー2023夏号 p.16
完全に同意です。
私も常々、弊ブログで「自分の意見や感想を持つ人が少ない」と伝えてきました。
これは若い人だけではなく、大人も、です。
学校では「みんなと一緒かどうか」が問われます。
決められた指導要領を基に、先生から一方的に教わる授業を受け、義務教育を終えます。
高校では義務教育を終えたはずなのに、基本的にはみんなと一緒。
その後とりあえず大学に入り、とりあえず就職活動をする。
みんなと一緒。
そういうプロセスのなかで自分の意見や感想を持ちづらい、というのが現状です。
みんなと一緒であればそれで良かった学生時代。
右・左を見て、みんなと同じかどうかで安心していた学生時代。
しかし社会では大半の場合はそうはいきません。
一部の事務職を除けば、多くが他人と違うことが求められます。
それはサッカーと同じですね。
ゴールキーパーは試合に出れるのは1名だけです。
その他ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードなどポジション(役割)が決まっています。
「一緒に行動しようね」なんてことはありません。
仕事でも役割が決まっています。
1人で出来ることを2人や3人でやらせてくれません。
コストがかかるからです。
自分の役割を自分で全う出来るかどうかが問われます。
繰り返しますが、学校では「自分の意見や感想を持つこと」を教えてくれません。
国語では「Aさんはこの時どう思ったでしょうか?」という問いはありますが、文面の中から探し「正解」を導き出します。
学校では正解か、不正解かが問われます。
これ自体を私は否定しません。
学校ではそのほうがインプットしやすいからだと考えます。
社会では正解なんてないでしょう。
それがわかっていれば倒産する会社はありません。
断トツで利益を上げる会社もありません。
社会で必要なスキルは、学校では教えてくれません。
ここで大切なのが、森保氏が言うように日頃から「自分のことは自分で決めさせる」ということを意識的にセットする必要があるということです。
それは親の役割です。
子どもの頃から飛び抜ける必要はないと思います。
少しずつ、ゆっくり、自分で考える癖を付けさせる。
自分が将来どうなりたいか?
悪い道への誘いがあった時にどうしたら良いか?
その思考プロセスは必ず子どもを助けてくれるでしょう。
今回のまとめ
現役の日本代表監督、森保氏のインタビューから「自分のことは自分で決めさせる」について学んできましたが、いかがでしたでしょうか。
一度きりの人生。
子どもには納得して生きていってほしいですね。
そのほか森保氏のインタビューでは、
「3人の息子たちへの想い」
「森保氏の父の究極の教え」
などとてもためになる記事となっています。
この続きは是非プレジデントファミリー2023夏号をお買い求めください。
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