お金を増やしたい方必見!「お金に好かれる人のルール!」本レビュー

資産運用

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この記事の信憑性

私は国家資格2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)、及び国家資格2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小事業主相談業務)を保有しています。

また元銀行員として企業の社長や従業員等、多くのお客様の資産運用の相談を受けてきた実績があります。

読者様
読者様

久し振りにマネー関連の記事を読みたいです!

出来れば身近なネタがあると良いです!

このブログの読者様からこんなお声をいただきました。

ありがとうございます。

当ブログの「資産運用」のタブを展開していただけたらわかりますが、現時点でマネー関連の記事は9つ書いていますね。

多くは資産運用だったり、住宅ローンだったり、大きなフレームのものが多いです。

もうちょっと日常に密着したネタがあると良い、ということですね。

そんな話にぴったりな本がありました。

横山光昭さんと桜沢エリカさんの共著です。

横山光昭さんはFPとして様々な書籍を出していますね。日本経済新聞などでも記事を見かけます。

桜沢エリカさんは漫画家さんですね。

大変失礼ながら存じ上げなかったのですが、たくさん漫画を描いていますね!

出典:マンガで読む | タブレット先生の「福島の今」 (reconstruction.go.jp)

福島の復興についてとても読みやすい素敵な漫画を描いてらっしゃったので、参考に載せておきます。

復興庁のホームページに載っていたので、復興庁からオファーがあったんでしょうね。

官公庁の漫画を描くなんてすごい方です!

そんなFP横山光昭さんと漫画家桜沢エリカさんの掛け合いからお金に好かれる人のルールを見ていこう、という内容の本です。

どちらかというとお金にズボラな桜沢エリカさんと、以前はお金にズボラだったものの一念発起してFPになった横山光昭さんがそれぞれエピソードを披露する、という形で話は進んでいきます。

どれも身近なエピソードで難しい話は出てきません。

その代わり、やや属人的で再現性のない話もありますが、エピソードということで「ふーん、なるほどね、そういう考え方もあるねー」ぐらいに読み進めていきました。

そのなかで「うん、納得!」というようなエピソードをご紹介していきます。

それでは早速いってみましょう。

貯めるより「なんとかなる!」 桜沢エリカ

最初にはっきり言いますが、私は貯金「ゼロ」です。むしろ「マイナス」と言ったほうがいいかもしれません。

「絶対に貯めない!」とか、そんな気持ちはまったくありません。貯めるために、これまでにもいろいろと試しているのです。

でも、結局私を支えているのは「なんとかなる!」という気持ち、ただそれだけです。

出典:お金に好かれる人のルール!p.18

衝撃の告白から本書の本編はスタートします。

桜沢エリカさん、あれほどの漫画を描いているにもかかわらず貯金ゼロです、とのことです。

そして本エピソードの結びは

お金を貯めて、「まだ足りないかな…」と気分が落ちるくらいなら、貯金がなくても「なんとかなる!」で乗り切っているほうが、自分らしくストレスなく生きられるように思うのです。

出典:お金に好かれる人のルール!p.21

とあります。

ライフイベントを予測してキャッシュフロー表を作ったり家計改善のアドバイスをしたりするのが「ファイナンシャルプランナー」なので、そもそも論として未来よりも今をストレスなく生きる、とはファイナンシャルプランナー泣かせの言葉ですが、最終的な考え方としては大切だな、と思いました。

人生お金がすべてではない、と。

お金に支配されず自分らしく生きる、と。

お金があろうとなかろうと、この考え方は大切ですね。

自分の身の丈を理解してその範囲内で生きていく。

とても大切な考え方です。

自分の行動を制限されないために「貯める」 横山光昭

なぜお金を貯めるのか、という問いにFPである横山さんはこう答えています。

なぜ貯めるのか?と言われれば、なにかを「やりたい!」と思った時にできない、というのが一番イヤだからです。お金のせいで、自分の行動を制限されてしまうのが許せないのです。

今だけを生きるのなら、別にお金なんて貯める必要はありませんが、将来、まだまだやりたいこともたくさんあります。できるかもしれないことを「お金がないから」という理由であきらめたくない、というのが一番の理由かもしれません。

出典:お金に好かれる人のルール!p.22

多くの方は同意するのではないでしょうか。

やはりお金を貯めることはそれなりのモチベーションが必要です。

それを設定してお金を貯めていく。

とてもとてもシンプルですが、お金に好かれる人のルールの一つは「やみくもにお金に執着するのではなく、目的をもって無理なくお金を貯める」ということが言えるのかもしれません。

まずは「生活」を見直してみましょう 横山光昭

どうすればお金を貯めることができるのか、という問いに横山さんはこう答えています。

入ってきた収入に対してなるべく使わないようにして残す。収入と支出の差額が「貯金」です。これって小学校で習った算数の「引き算」ですよね。本当は小学校の低学年でもわかるようなものなのです。(中略)

私のところに相談にいらっしゃる方を見ていても、「生活を整える」ことができるようになると、貯めようとしなくても自然とお金をが貯まるようになってきています。

たとえば、朝、ギリギリまで寝ていて、朝ごはんを食べずに家を出て、コンビニでおにぎりを買ったり喫茶店でモーニングセットを頼んだりするのではなく、朝は余裕を持って起きて、家で朝ごはんを食べてから出かける。(中略)

「支出がそのままでも、収入を上げればいいじゃないか」という考え方があるかもしれません。けれど、人間は収入が上がると、自然と支出も上がってきてしまうもの。先にも言いましたが、いくら収入が高くなっても、その分支出が多くなってしまったら、差額は少ないままですからいつまで経っても貯まりません。

出典:お金に好かれる人のルール!p.27-29

この考え方は完全に同意です。

私も同じような記事を書いています。

私は「パーキンソンの法則」を用いて「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」と説明していました。

また元銀行員の経験から、担当していた医者の話をし「お金があればあるほど使っちゃう」エピソードを紹介しています。

ぜひリンクから見てみてくださいね。

話は逸れましたが、「生活を見直すこと」がお金に好かれる人のルールであることは間違いなさそうです。

通帳に「メモする」すごい効能 横山光昭

実は、預金通帳を見ると、その人の人柄、というか「人となり」がよくわかります。たとえば、ちょっとずつお金を引き出して、入金したと思ったら、またすぐに引き出したりというタイプの方もいれば、カードの引き落とし日になると、残高がみるみるうちに減っていくタイプの方もいます。

家計簿と同じで、通帳を見るとその人の性格というか性質がなんとなく見えてくるもの。ですから、もし自分のお金の流れを知りたいと思ったら、家計簿をつけてみるのももちろんいい方法ですが、「預金通帳を見直してみる」というのも、より手軽で効果的です。

ここで、お金を貯めるための、一歩進んだ預金通帳の使い方をご紹介しましょう。

通帳の余白を利用して、鉛筆などにその用途を書き込んでおくのです。たとえば、5万円を引き出した場合、その脇に「なにに使ったのか」「なんの分なのか」を書いておきます。(中略)

通帳はいわば、「簡易版の家計簿」のような役割を果たしてくれるのです。住居費や光熱費、生命保険料など、なるべく同じ口座から引き落としされるようにしておくと、生活の全体が見渡せていいでしょう。

出典:お金に好かれる人のルール!p.40-41

これ、私もやっています!

毎月お金を締めて振り返りをしているのですが、例えば先日つくば旅行に行ってレジャー費としていくらか現金をおろしました。

つくば旅行詳細はこちら。

概ね電子マネーやクレジットカードで対応出来るだろうと思っていましたが、現地の交通機関が現金のみの取り扱いの可能性があったため現金を準備しました。

その際に「つくば旅行レジャー費」などと通帳に書き込んでおくと月末にお金を締める時に役立つからです。

使途不明金を作ってしまうと、振り返りが出来ませんからね。

通帳へのメモ、おすすめです!

きっと病気になった時に気づくのかもしれません 桜沢エリカ

「貯金があったらよかったな」と後悔したことは、これまで特にありません。でも、これから先、もしかしたらあるのかなとは思っています。

今は、私もほかの家族もみんな元気で健康にやっているけれど、たとえば病気になった時などに、きっと「貯金があったらよかったな」と思うのだろうなという気はします。(中略)

「ないのはお金だけ」と思っているので、もし貯金してお金があったら、逆に病気になってしまうのではないか、という気すらしまして。

よく、なにか山場を越えてホッとひと段落した時などに、プチン!と緊張の糸が切れて、風邪を引いたりしますよね。それと一緒で、気を緩めるようなことをしないほうがいいのではないかと。健康を維持するためにも、私の場合は貯金しないほうがいいのではないかと思うのです。

出典:お金に好かれる人のルール!p.42-43

私はこの考えに一理あるなとは思いますが、危険すぎて同意出来ません(笑)

お金に支配されないことをとことん貫く桜沢エリカさん、素敵ですが…「良い子はマネをしないでね!」レベルの話ですね。

健康法はお金から解放されてストレスなく生きること、って感じですね。

ファイナンシャルプランナーとしてはやはり顕在化しているリスクには備えましょう、とお伝えしたいと思います。

お金を貯めるが苦手な方は、病気に対する備えは保険がおすすめです。

保険で不必要に備えすぎ、という方もいます。

逆に必要なのに備えてなさすぎ、という方もいます。

保険との上手な付き合い方を知りたい!という方はプロに相談しましょう。

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貯金ができる人、できない人「たったひとつ」だけの違い 横山光昭

貯金ができる人とできない人の違いは、結局のところ「実行するか否か」です。みんな頭ではわかっていても、実行できないからお金が貯まらない。

ちょっとした金額の差でも、年を経ると差はどんどん開きます。

たとえ、1日100円の差でも、1年で3万6,500円です。1,000円違えば1年で36万5,000円の差です。それが、10年続けば、365万円まで差が広がります。(中略)

先日、「横山先生の著書をもう30冊くらい読んでいるのだけれど、ちっともお金が貯まらないんですよ」という方にお会いしました。

その方に「じゃあ、30冊読んで、なにかやったの?」とたずねたら、「いや、一応読んだんですけど、まだ」という答えが返ってきました。「『読んだだけで満足しない』」って、本のどこかに書いてなかった?」と、思わず言ってしまいました。

いくら本を読んだって、それを実際に行動に移さなければ、いつまで経っても変わりませんよね。(中略)

本当にやりたいことだったら、たとえどんな困難があろうとも行動に移しますよね。それができない、行動していないというのは、しょせんその程度なのだと思います。

出典:お金に好かれる人のルール!p.50-51

いや、ほんとそれです!

これまでに10,000人以上の赤字家計を改善した横山さんの言葉だけあって重みが違います。

私も銀行員時代は事業再生に携わっていました。

返済を進めるために条件変更して返済額を減らし返済期間を伸ばす。

返済期間を伸ばす、というのは期限の利益を債務者に与えることになるので、

その代わりに金利を上げる。

返済が実現可能か判断するために、キャッシュフローの見直しをするのですが

社長はいつも言い訳ばかりだったのを思い出しました。

もちろん、言い分はあるでしょうけど、会社が存続するか潰れるかの瀬戸際なのにそこにこだわるか?ということがたくさんありました。

そこに着意がなければ行動しないのでしょう。

お金を貯めたい、という方はその思いが強い方なんだと思います。

お金好かれる人のルールのひとつに「お金を貯めたい強い意志」というのが挙げられると思います。

「成功者」より「失敗者」に学べ 横山光昭

毎日、借金を抱えて苦しんでいる人の話や食べられなくて困っている人の話を聞いていると、「こうやったらうまくいった」とか「こうやって失敗した」という話が出てくるのです。さまざまな逸話を自然と自分に重ね合わせて考えたものです。

そういう意味で、貯められない人から教えてもらったことが数えきれないほどあります。「成功者から学ぶ」というのももちろんアリだと思いますけれど、実は失敗者からも教えてもらうことはすごく多いんですよね。

出典:お金に好かれる人のルール!p.78

これも共感します。

私も銀行員時代、「成功者」「失敗者」両方見てきましたが、勉強になったといえば「失敗者」の経験談です。

事業の「成功者」は評価が難しいですよね。時代の流れもありますし、今は成功していても取引先からそっぽ向かれたらたちまち「失敗者」ですし。

よくテレビCMを流している会社を担当していたことがありますが、「こんなに広告費払っているんだ!」と驚いたことがありました。

その時点で「成功者」の部類にいたと思いますが、一歩間違えれば「失敗者」です。

なので「成功者」は評価が難しいな、と思いますし「成功者」の語る秘訣は再現性がないものと思います。だから「成功者」なのかもしれません。

地主とか医者は安定的な「成功者」の地位でした。

でもそういう人の話を聞いても「成功者」になるのは難しいでしょう。

というか、そもそも話を聞かなくても地主や医者は「成功者」とわかりますしね。

なので横山さんが言うように「失敗者」から学ぶことはたくさんありました。

「失敗者」と話していて共通するのは「約束が守れない」ということですかね。

約束をしても守れないのか、守ろうとする気力がないのか、それはわかりませんが、そういう類の人は多かったと思います。

あと「決断出来ない人」というのもありました。

八方美人でいろんなところに良い顔をしようとする人。

従業員をカット出来ない人。

いろいろと決断出来ない人、取捨選択出来ない人も「失敗者」の部類に多かったと思います。

お金に関する失敗談はなかなか聞けないですから貴重ですね。

自分自身でもお金に関する失敗は一つや二つあると思います。

お金に好かれる人のルールの一つに「失敗者」(自分自身の過去の失敗談を含む)から学ぶというは大切なことと思います。

お金=信頼 横山光昭

やはり、お金を手に入れるためには、「何かを人に与える」ということが大事なのではないでしょうか。(中略)

人に影響を与えられるような、つまりは人に喜んでもらえるようなことをすれば、お金はあとからついてくる。人に喜んでもらえるようなことをすれば、お金はあとからついてくる。人に喜んでもらえて、さらに自分の個性があって、そして信頼があって…。仕事だけではなくて、その人の「人間性」があってはじめて「仕事」として成り立つと思うのです。(中略)

そういう意味で、「お金=信頼」だとも言えます。信頼のあるところにお金は集まってくる。信頼とお金はつながっている部分がおおいにあるのです。

もうひとつ、稼ぐうえで重要なのは、「お金を大事に思う」ことです。お金を大事に扱わなければ、お客様に対しても適当でいい、と思ってしまうからです。

出典:お金に好かれる人のルール!p.132-133

同意です。

お金が集まる人というのは仕事が集まる人で、結果的には信頼されている人、というロジックですね。

しかし私はここに「長期的に」お金が集まる人という文言を加えたいと思います。

瞬間的に強烈にお金を集める人を見てきました。

いわゆる成金という人です。

そういう人は派手にお金を使っていましたね。

そういう人はやはり長くは持ちません。

信頼があってお金が集まったのではなく、物珍しさで一発当てただけだったのですぐにお金に逃げられていました。

一度お金の味を知ってしまうと簡単には逃れられません。

借金を重ねてもう一発当てにいきますがうまくいかず消えていきます。

銀行員時代はそうした成金と区別し、本当のお金持ちを「リアル金持ち」と呼んでいました。

「リアル金持ち」のみなさんは名声もあり、その地区の何かしらの役職について事業以外の人に役立つことをしていました。

余裕を感じましたね。

事業承継の目途も立ち、すべて整っている、というような余裕がそこにはありました。

この横山さんの文章を読んでお金持ちにもいろいろな種類の方がいたなぁと思い出しました。

お金に好かれる人のルールの一つに、「何かを人に与えることをして、信頼を得て、お金をいただく」ということが挙げられるかもしれません。

私もこのブログのテーマが「幸せになれるアイディアをあなたへ」なんですが、少しでも皆様に幸せになっていただく選択肢をお届けできたらと思ってブログを始めました。

まだまだ収益化は道半ばですが、たくさん「ありがとう」といっていただけるようなブログを目指していきたいと思っています。

応援宜しくお願いします!

今回のまとめ

今までのブログの記事とは一線を画し、テクニカルなファイナンスの話ではなく、身近なお金のネタの話を本書を通してしていきました。

そこに私の元銀行員としての経験談も交えて話を進めていきましたがいかがでしたでしょうか。

実は本書では「お金に好かれる人のルール」を明確にしていません。

私が感じたことを、「きっとこれがルールかな?」と定義してお伝えしました。

この記事が少しでも皆様に役立ち、お金に好かれる人になっていただけたらと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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