お金を基礎から学ぶ!「すみません、金利ってなんですか?」本レビュー

資産運用

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この記事の信憑性

私は国家資格2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)、及び国家資格2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小事業主相談業務)を保有しています。

また元銀行員として企業の社長や従業員等、多くのお客様の資産運用の相談を受けてきた実績があります。

12月も下旬となり、慌ただしくなるころですね。

同時にそろそろ来年の目標を立てよう、という時期でもありますね。

今年は例年にも増して物価高がフォーカスされた年でした。

そこに関わってきたのは「円安」ですね。

為替の話はニュースで見る程度、という方も多いでしょう。

しかし、それは我々の生活と密接な関係があります。

このブログの読者様のなかには既に高い金融リテラシーをお持ちの方も多いと思いますが、

今一度この年末にお金の勉強のおさらいをして、

来年に繋げられるようにこの本を紹介したいと思います。

今回ご紹介する本

今回ご紹介する本はこちら。

この本、すごい売れてましたよね。

本屋さんのランキングでも上位に位置しているのを何回もみました。

2022年11月時点で14万部突破とのことでベストセラーですね。

この本の何が良いって、

「知っているつもりになっていたものがきちんと知れる」

ということだと思います。

この本のタイトルになっている「金利」についてきちんと説明出来ますか?

と質問したら意外と答えられない、という方も多いのではないでしょうか。

「深く知れる」というよりも「きちんと知れる」という表現がぴったりな本書。

登場人物は本書の編集者である梅田直希氏と、元国税専門官の小林義崇氏。

梅田氏の質問に、小林氏が応えていくというスタイルの本です。

とてもテンポよく進んでいくのでさらっと読めてしまいます。

是非ご購入いただき勉強してみてくださいね。

本記事ではポイントを取り上げ、深掘りしていきたいと思います。

それでは早速いってみましょう。

「金利」ってなんですか?

この質問をされた時に、皆様はどのように答えますか?

頭の中で結構なので、チャレンジしてみてください!

教えてさん
教えてさん

い、意外と出来ない!

金利ってなんですか?

教えて~!

金利って言葉は聞いたことありますよね。

しかし経済学部や経営学部などでない限り、学校で詳しく教えてもらってはいないでしょう。

知らなくても生きていけるが、知りたいからこの本を手に取っているんですよね。

では本書ではどのように説明しているのでしょうか。

見てみましょう。

金利=利子。

銀行に預けても、借りてもついてくる。

出典:すみません、「金利」ってなんですか? p.63

すごくシンプルですが、そもそも「利子」というのもわかりづらいですよね。

少し捕捉します。

出典:利子 – Wikipedia

ここにもあるように

金利は貸借した金銭に対して、ある一定利率で支払われる対価。

ということですね。

その金利で一番身近なのは銀行ですね。

銀行からお金を借りる時は我々個人が金利を払いますし、

銀行へお金を預ける時は我々個人が金利をいただきます。

教えてさん
教えてさん

銀行にお金を預けているけど、それって銀行にお金を貸しているのと同じことなんだ。

だから半年に1回「利息」って項目が通帳に載ってくるんだね。

その通り!

ちょっと深掘りして銀行の貸借対照表を見てみましょう。

出典:summary2209_ja (mufg.jp)

上記は三菱UFJフィナンシャル・グループの貸借対照表です。

三菱UFJフィナンシャル・グループの構成は下記の通り。

出典:会社概要|三菱UFJフィナンシャル・グループ (mufg.jp)

三菱UFJ銀行を中核とした金融グループです。

改めて貸借対照表をみていただきたいのですが、

負債の部の一番上に

「預金」

というの項目がありますよね。

これが我々の預けている預金です。

我々からしたら預金は「資産」ですが、

銀行からしたら預金は「負債」ということですね。

「源泉徴収」ってなにが徴収されているんですか?

この時期になると気になるワードは「年末調整」ですね。

この「源泉徴収」と密接な関係にあるのはご存知でしょうか。

まずは「源泉徴収」から見ていきましょう。

源泉徴収とは「会社などの組織が税務署の代わりに、従業員にかかる税金を毎月あらかじめ引いておくこと」です。

ここでいう源泉とは、「金銭が発生するところ」という意味。

つまり、「税金が発生するタイミングで引いておきますよ」というのが源泉徴収の意味するところ。

出典:すみません、「金利」ってなんですか? p.68

では具体的に何が「毎月あらかじめ引かれている」のでしょうか。

大きく分けて「社会保険料」と「税金」が引かれています。

具体的には

社会保険料→健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険

税金→所得税、住民税

これらが「毎月あらかじめ引かれている」のですね。

時間があったらご自身の給与明細を確認してみてくださいね。

源泉徴収のポイントは「毎月あらかじめ引かれている」ということです。

抜け目なくきちんと納めるべきものは納めるしくみが出来ている、ということですね。

「払うものは勝手に取られていくのに、もらえるものは勝手に入ってくることはない。だからファイナンシャルリテラシーを上げることは重要だ」

と私は常々思っています。

話が逸れましたが、次は「年末調整」の話に移ります。

本書での「年末調整」の解説はこうです。

源泉徴収で毎月差し引かれる所得税額と、実際の所得税の税額にはギャップがあります。

そこで、1年に1度、年末調整で所得税の再計算をするルールになっているんです。(中略)

要は、「源泉徴収で色々引かれたけど、本当に払うべきものよりも多く払っているケースがほとんど。なので、計算し直して過払い分が戻ってくる」これが、年末調整です。

出典:すみません、「金利」ってなんですか? p.74、p.92-93

既に会社員の皆様はこの時期「年末調整」は実施済と思います。

では何を年末に調整しているのでしょうか。

まだ記憶に新しいと思いますのでよく思い出してください。

保険会社のハガキとか、扶養がどうとかの書類を提出しましたよね?

それが関係してきます。

教えてさん
教えてさん

僕もよくわからず、毎年同じように申告していました。

教えて~!!

まずは本書でも取り上げているように「所得」を理解しましょう。

給料と所得、この違いを説明出来ますか?

給料…雇用契約に基づいて雇用主から従業員へ定期的に支払われる、労働の対価報酬。

所得…収入から必要経費を除いた課税される利益のこと。

お金を得る、という意味では広い意味で同義語ですが、違いは上記の通りで明確に異なります。

圧倒的な違いは税金がどこに課されるか、です。

計算式にするとわかりやすいです。

給料-必要経費=所得

税金はいただいた給料から必要経費(給与所得控除)を差し引き、所得に課されます。

これが給料と所得の違いです。

教えてさん
教えてさん

なるほど、毎月会社から給料をもらっているけど、

そこに直接課税されているわけではないんだね。

給料から必要経費を差し引いたものが「所得」。

ここまで理解しました。

ここで、先ほど思い出していただいた「保険のハガキ」「扶養」がでてきます。

これらを「所得控除」といいます。

「所得控除」の説明は本書がわかりやすかったので引用します。

「所得控除」ですね。こちらは、給与所得控除を引いた後の所得からさらに差し引けるものと考えてください。

所得控除には、たとえば配偶者を扶養しているときに使える「配偶者控除」や、医療費がたくさんかかったときの「医療費控除」といったものがあります。(中略)

たとえば年収1千万円のサラリーマンの人が2人いたとして、ひとりは独身で1年間病気しなかったけど、もう一人は家族の病気で医療費を500万円払ったと考えてみてください。この2人の税金がまったく同じだと、不公平に感じませんか?(中略)

所得税や住民税は、所得から所得控除を引いた後の数値に税率を掛けて求められます。なので、所得控除が大きくなれば、その分税金は少なくなる。それが所得控除の考え方です。

出典:すみません、「金利」ってなんですか? p.79-80

この引用文をわかりやすくするとこうです。

健康サラリーマン、不健康サラリーマンともに年収1千万円ですが

不健康サラリーマンはたくさん保険を払っているので生命保険料控除が12万円あります。

健康サラリーマン
健康サラリーマン

僕は年収1千万円!

健康です!

不健康サラリーマン
不健康サラリーマン

俺は年収1千万円!

不健康だから予めたくさん保険に入っているぜ!

同じ年収1千万円ですが、不健康サラリーマンのほうが生命保険料控除が12万円あります。

これは所得控除に入りますので、年収1千万円から控除することが出来ます。

そうすると課税所得は減りますね。

このように同じ年収でもその人の過ごしてきた1年間によって、課税所得は変わります。

この調整を年末調整と言います。

こうして「源泉徴収」として「毎月あらかじめ引かれている」所得税を年末に再計算することによって、調整することを「年末調整」と言います。

「源泉徴収」と「年末調整」の言葉の意味、理解出来ましたでしょうか?

なお、年末調整で調整出来るものには限りがあります。

医療費控除や寄付金控除(ふるさと納税等)は年末調整ではなく、確定申告の還付申告が必要になりますのでご注意ください。※ふるさと納税は一定の条件を満たせば、確定申告をしなくてもよい「ワンストップ納税」の制度があります。

今回のまとめ

なんとなく聞いたことがあるし、なんとなく理解しているつもりだった、

「金利」

「源泉徴収」

について深掘りしながらみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

知らなくても生きていけますが、知っていればそこから興味が湧いて

どうやってお金と付き合っていくかということまで落とし込めたら良いですね!

今年も間もなく終わりますが、来年の目標設定のために是非本書を読んでみてくださいね。

とてもわかりやすくタメになる書籍でした。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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