ジュニアNISA廃止決定で使い勝手が向上?今からでも間に合う!お得な制度をFPが徹底解説

資産運用

グッデイ!ディズニーパパの教育系ブログへようこそ。

過去の資産運用記事でもご紹介しましたが、今回の記事ではジュニアNISAについて掘り下げていきます。

この記事の信憑性

私は国家資格2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)、及び国家資格2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小事業主相談業務)を保有しています。

また元銀行員として企業の社長や従業員等、多くのお客様の資産運用の相談を受けてきた実績があります。

具体的な資産運用の記事はこちらをご参照ください。

ジュニアNISAとは?

出典:ジュニアNISAの概要 : 金融庁 (fsa.go.jp)

ジュニアNISAの概要は上記の通りです。

ジュニアNISAの最大のネックは払出し制限です。

上記概要表の一番下に記載があります。

要はジュニアNISA名義の子どもが18歳になるまで払出しができない、資金拘束されてしまうということですね。

我々育児世代は出産、育児、マイカー購入、マイホーム購入など、大きなお金が必要になる時があるので、資金拘束をされる投資には二の足を踏んでしまうのが現状です。

そのため、ジュニアNISAは不人気で利用実績が乏しい(2019年9月現在でジュニアNISA開設数34万口座)ことから新規口座開設は2023年12月末で終了が決定しました

ジュニアNISA廃止!2024年以降はどうなるの?

不人気で廃止が決定したジュニアNISAですが、それに伴い2024年以降は払出し制限がなくなります!

よって18歳になるまで払出しができないのがネックだったのが、それが撤廃され、2024年以降はいつでも払出しができるようになりました。

最大のネックが解消され、皮肉にも廃止決定後ジュニアNISAの利便性が向上し加入者数が大幅に上昇しているようです。

では、廃止決定後ジュニアNISAのメリットとデメリット、注意点をみていきましょう。

廃止決定後ジュニアNISAのメリット

ジュニアNISAの非課税枠はそのままに、2024年以降はいつでも払出しができる!

ジュニアNISAの非課税枠は1人1口座あたり80万円です。

今までパパでNISA枠120万円、ママでつみたてNISA枠40万円だったところ、プラス80万円もの非課税枠ができます

お子さま2人いれば160万円!資産形成に大きな援軍ですね。

廃止決定後ジュニアNISAのデメリット

払出しは全額一括のみ

2024年以降はいつでも払出しができるようになりますが、デメリットして挙げられるのが「払出しは全額一括のみ」ということ。

これはどういうことかと言うと、例えばジュニアNISA枠内で個別株を買っていてA社、B社、C社の株を持っていたとします。

A社の株が最高値更新したから売却しようとしても、A社のみの売却はできないということです。

では払出しするにはどうしたらよいのでしょうか?

答えはジュニアNISAそのものを解約することです。

よって、気を付けなければいけないのがA社が最高益を更新、B社とC社が投資したときよりもマイナスだった場合、A社のみ売却をするということができないため、売却のタイミングが難しいということです

では1社だけ個別株を持っていればいいのか、と思うかもしれませんが分散投資が投資の肝なだけに、難しいですね。

それであれば分散投資型の投資信託を1つ買う、というのも手ですね。

ご自身の投資スタイルに合わせて検討してみてください。

ジュニアNISAの注意点

廃止決定前ジュニアNISA、廃止決定後ジュニアNISAともに条件は変わらないものの、注意しておきたい点については以下のとおりです。

成人まで運用を続けたいのであればロールオーバー手続きを忘れずに

ジュニアNISAの非課税期間は最長5年間です(上記概要表をご参照ください)。

ジュニアNISAはお子さまが成人になるまで運用を続けられますが、非課税期間の5年間を過ぎると新たな非課税投資枠に移管する必要があります。

それをロールオーバーと言います。

基本的には証券会社からロールオーバーしますか?という通知がくるはずですが、それを忘れると非課税枠で運用ができなくなる恐れがありますので、ロールオーバーの手続きを忘れずに行ってくださいね(通知の有無、方法は各証券会社で異なりますのでご確認をお願いします)。

なお、ロールオーバーする際に当初の投資枠80万円から評価益が出ていて100万円になっていたとしても、その100万円のままロールオーバーすることができます(ジュニアNISAが世に出た最初の頃は80万円を超えた部分は課税されていたそうです。今は非課税!)。

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いきなりネット証券は不安、でも証券会社の店舗に行くのはセールスされそうで気が重い。

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今回のまとめ

今回はジュニアNISAを掘り下げていきましたがいかがでしたでしょうか。

ジュニアNISAが登場した当初は払出し制限がネックとなり使い勝手が悪かったものの、ジュニアNISA廃止が決定し、その払出し制限が撤廃され一気に使い勝手が向上しました。

資産形成に必要なのはいかにキャッシュアウトを防ぐかです。

ジュニアNISAは節税に大きく寄与するため、上記メリットとデメリット、そして注意点を理解した上で利用すると資産形成の大きな力になってくれます。

ジュニアNISA口座の新規開設は2023年12月末までです。

今新規開設したら2022年の80万円の非課税枠、2023年の80万円の非課税枠、合計160万円の非課税枠を確保することができます

お子さま2人いれば2年間で320万円の非課税枠!大きいですね。

せっかくの非課税枠を無駄にしないで利用しましょう!

申し込み期限がありますので、この記事をご覧になられたら是非上記の松井証券のリンクに飛んで口座開設してみてくださいね。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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