子どもの背を伸ばしたい!「子どもの身長を伸ばすためにできること」本レビュー

教育

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身長は大きいほうと小さいほうどちらが良いかというと

大きいほうがいいですよね。

私自身、身長は181㎝(時には182㎝)あります。

日本人の成人男性の平均身長は171㎝なので、私の身長は高い部類に入ります。

身長が高くて得したことはたくさんあります。

まずはスポーツ。

サッカー部やバスケットボール部で活動していましたが、

当たり負けすることはありませんでしたし、サッカーではヘディングシュート、バスケットボールではリバウンド・ゴール下のシュートなど

背が高かったからこそ活躍できたと思うことがたくさんあります。

そしてビジネスでも背が高いほうが有利、という声もあります。

「堂々として見える」

「目立つ」

「スーツが似合う」

などですね。

私自身これはあまり実感がないのですが(笑)

ユニクロのズボンは裾上げしなくても丁度いい、というのはお得だと思っています。

ということで、我が子にも背が高くなってほしいと思っております。

そんななか参考になりそうな本がありましたのでレビューしたいと思います。

今回はこの本をレビューします。

それでは早速いってみましょう。

子どもの身長は、親からの遺伝だけでは決まりません

子どもの身長は、親からの遺伝だけでは決まりません、と著者である医学博士額田成さんは断言しています。

いかに成長を促す生活を送るかが身長の伸びに大きく左右するとのことです。

確かに私の両親も私より背は低いです。

遺伝だけではない、というのは自分自身納得するところですね。

ではその成長を促す生活を送るにはどのようにしたら良いのでしょうか。

身長を伸ばすために一番必要となるものは、「成長ホルモン」です。これは、脳の下にある「脳下垂体」というところから分泌されます。成長ホルモンが、肝臓などに働きかけて「ソマトメジンC」という別のホルモンをつくり、骨の成長を促します。そして骨が成長し、身長が伸びるというしくみです。身長を伸ばすには、成長ホルモンの分泌を多くすれば良いのです。

ただ、栄養が不足してしまうと、骨に栄養がいきわたらずソマトメジンCが十分につくられないため、身長は伸びません。また、丈夫な骨に成長させるためには「適度な運動」も必要です。いっぽうで、ストレスなどの負担は、成長の妨げとなります。

出典:子どもの身長を伸ばすためにできること p.13

重要なのは栄養、適度な運動、ストレス低減、ということですね。

いくら牛乳を飲んでも、それだけでは身長は伸びません

身長を伸ばすにはカルシウム!と思いますよね。

カルシウムといえば牛乳!とイメージしてしまいますが、そうではないようです。

身長を伸ばすのは骨を伸ばすこと、骨を伸ばすのに必要な栄養素はタンパク質とのことです。

「牛乳さえ飲めば、身長が伸びる」というのは間違った思い込みです。もちろん、骨にとってカルシウムは大切な栄養素。牛乳は、もっとも優れたカルシウム源です。でも、1日に1ℓ以上など過剰に牛乳を飲むと、満腹感で食欲がなくなったり、肥満の原因になることも。その結果、身長が伸び悩むことさえあります。

身長を伸ばすのに重要なのは、じつはタンパク質です。タンパク質は「骨や筋肉の材料」となります。骨をつくり、身長を伸ばす役割を果たすのです。また骨の成長に不可欠な「成長ホルモン」の分泌を促す作用もあります。

いっぽうのカルシウムは、「骨を強くする」栄養素。つまり、骨をつくるタンパク質と、骨を丈夫にするカルシウムを十分にとり入れてこそ、はじめて「健康的に身長を伸ばす」ことになります。

出典:子どもの身長を伸ばすためにできること p.16

私は牛乳が大好きです。小さい頃からよく飲んでいました。

あとはお肉も大好きでよく食べていました。

思い返せば身長が伸びる土壌があったのですね。

両親に感謝ですね。

「寝る子は育つ」は正しいことわざ。睡眠は、身長の伸びに影響します

睡眠は大切ですね。

我が家でも睡眠はとても大切にしています。

寝る時間から逆算して日中行動しています。

睡眠時間よりも大切なことはありません。

睡眠時間を削るのは最終手段と考えています。

子どもの成長にとって、非常に大切な「成長ホルモン」は、昼間起きているときより、夜寝ているときのほうが多く分泌されます。睡眠初期の深い眠りの時期に分泌が多く、血液中の成長ホルモン濃度はピークに達します。

もし、途中で睡眠を妨げられたり、睡眠時間が短いと、成長ホルモンの分泌が悪くなり、身長の伸びも悪くなる可能性があるのです。

さらに睡眠は、「骨休め」としても大切です。昼間は、上半身の体重がズッシリと下半身の骨にかかっています。横になって寝ることで、縦方向の重力から解放され、骨を休めることになるのです。成長ホルモンの分泌も、立っているときより横になっているときのほうが多くなります。「身長は、寝ている間に伸びる」といっても、言い過ぎではありません。

出典:子どもの身長を伸ばすためにできること p.20

我が家でもこれからも睡眠は大切、と行動していきたいと思います。

本書の33ページに著者である額田先生のワンポイントアドバイスが載っていました。

Sleep is better than medicine.(睡眠は薬に勝る)

思春期「前」までの伸びが、「最終身長」を決める

女の子では10歳ごろ、男の子は11歳半ごろが、日本人の平均的な思春期のはじまりです。それまでに、食事や睡眠、運動などに配慮しながら、少しでも高く身長を伸ばしてあげることが大切なのです。

出典:子どもの身長を伸ばすためにできること p.33

思春期前までが大切!ということですね。

身長を伸ばすために必要なタンパク質の量は?

栄養は、さまざまな食品から摂取することが大切です。そして身長を伸ばすために、もっとも重要な栄養素は、タンパク質です。身長を伸ばすということは、骨を伸ばすこと。タンパク質は、骨や筋肉の材料となって骨を大きくし、成長ホルモンの分泌を促す作用ももっています。

それに対してカルシウムは、骨を丈夫にするという役割を果たしています。タンパク質もカルシウムも、どちらも成長には不可欠です。

出典:子どもの身長を伸ばすためにできること p.40

思春期に入ると身長増加が加速するので、タンパク質の量を増やしましょうとのことです。

意識的に摂取していきたいですね。

身長を伸ばすために上手に栄養をとるコツ

知識も大切ですが、たんに栄養を与えればいいわけでもありません。子どもには、食べる楽しみも必要。楽しんで食べたときと、ストレスを感じながら食べたときとでは、栄養の吸収力が違ってくるのです。

親が食事の準備に負担を感じてしまっては、子どもも楽しむことができません。ポイントを押さえて、上手に手抜きをすればいいのです。

出典:子どもの身長を伸ばすためにできること p.54

栄養を上手にとるコツ6つが紹介されていましたので、ご紹介します。

①フリージングを活用して、負担を減らす

②4回食でもOK。おやつを食事感覚で

③和食のメニューを増やす

④朝と昼もしっかり食べる

⑤休日の食事で差がつく

⑥外食も賢くメニューを選ぶ

食事のことは以前記事にしましたので下記リンクもご参照ください!

成長三角形が崩れると身長は伸び悩む

子どもの健康な成長を、睡眠、栄養、運動の3つから見守るモデルが、わたしの提唱している「成長三角形」です。

適度な運動は、自然な食欲と深い睡眠をもたらします。深い睡眠は成長ホルモンの分泌を促します。また熟睡すると運動したいという活力と自然な食欲も生まれてきます。このように睡眠、栄養、運動の3つは互いに関連しながら子どもの健康な成長(身長増加)の基幹となっています。

出典:子どもの身長を伸ばすためにできること p.84

どれか一つだけ、というわけではなく、成長三角形が綺麗な三角形になるように行動していきたいですね。

今回のまとめ

子どもの身長を伸ばすために実施したいことをみてきました。

実際にどれもどこかで聞いたいことがある内容だったかと思いますが、

そういった基礎的なことの積み重ねが身長を伸ばすために必要なことなのかなと感じました。

体のことなので、個人差はあると思います。

いろいろトライアルしてみて、各ご家庭に合った方法で健康的に身長が伸びたら良いですね!

ところで身長を測るのってなかなか難しいですよね?

我が家ではこの身長計を使っています。

センサーで測れて便利ですよ。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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