サッカー選手長谷部誠から心を整える技術を学ぶ!「心を整える。」本レビュー

教育

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FIFAワールドカップカタール2022、盛り上がっていますね!

我らが日本代表は1次リーグでドイツ、スペインを破り2勝1敗でノックアウトステージに駒を進めましたが、

クロアチアの前に屈しました。

それでも世界のベスト16に残ったことを誇りに思いたいです。

感動をありがとう!日本代表!

さて、皆様は長谷部誠という選手をご存知でしょうか。

2022年12月現在で38歳ながらドイツブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトでプレーするサッカー選手です。

ワールドカップ日本代表の鎌田大地選手と同僚ですね。

昨シーズンはヨーロッパリーグを制するなど、ヨーロッパでも屈指の強豪で今なおプレーする「カイザー(皇帝)」です。

そんな長谷部誠選手は本を出版しています。

それがこちらです。

今回はこちらの本を深掘りしていきたいと思います。

この本を手に取ったきっかけ

もちろん、ワールドカップが開幕するからということもありましたが

ここ最近は多忙だったので、この本のタイトル通り心を整えたいと思ったことがきっかけでした。

結果読んでみて良かったと思える本でしたのでご紹介したいと思います。

最近忙しいな、心を整えたいな、と思う方は是非読み進めてください!

この本の構成

副題に「勝利をたぐり寄せるための56の習慣」とありますので、56の習慣が出てきます。

すべてをご紹介することは出来ませんが、私が特に心に響いた習慣をいくつかご紹介したいと思います。

それでは本編へ入ります。

意識して心を鎮める時間を作る

56の習慣のうち、1番最初に出てくる習慣はこれです。

南アフリカ・ワールドカップ期間中、日本代表が拠点にしていたジョージのホテルには、選手のリフレッシュのために、いろいろな小道具が用意されていた。

卓球、ダーツ、テレビゲーム…。

また、ホテルはゴルフ場の施設内にあったので、もちろんゴルフもできる。このようなサッカーから離れた遊びが、選手たちの気分転換に一役買っていた。

けれど、僕は何もやらなかった。

それには理由があった。

1日の最後に必ず30分間、心を鎮める時間を作りたかったのだ。(中略)

この習慣を始めたのはドイツに移籍してからのことだ。

オフに帰国できるのは夏と冬の年2回のみ。夏は約1か月、冬は約2週間。僕は短いオフの間に、ひとつでも多くの用事をこなそうと思って、帰国のたびに30分刻みの予定表を作っていた。

だが、これでは忙しすぎて心身ともに磨り減ってしまう。人に会って移動して、人に会って移動しての繰り返し。途中でクタクタになってしまい、頭がまわらず、会ってくれた人にも失礼なことをしてしまったこともあった。せっかく休暇で帰ってきているのに逆効果になっていた。

そんなとき京セラの創業者、稲盛和夫さんの本にあった、次の言葉に出あった。

「1日1回、深呼吸をして、必ず心を鎮める時間を作りなさい」

まさに当時の僕にとって必要な習慣だった。それから僕は、帰国してどんなに忙しいときも、部屋でひとりになる時間を作り、スケジュールを詰め込みすぎないようにした。

ワールドカップの期間中、心を鎮めることは僕にとって大切な作業だった。この習慣があったからこそ、どんなに葛藤を抱えても、翌朝には平常心で部屋を出て行くことができた。

出典:心を整える。p12-14

有名な言葉ですが、「忙しいとは心を亡くす」と書きますね。

長谷部選手は日本代表で海外クラブ所属の有名選手ですので、取材対応も多いでしょうし、プライベートでもたくさんの人に会うのでしょう。

スケジュールを詰め込みすぎて失敗した経験を活かして、心を鎮める習慣を取り入れたということですね。

私ももちろん長谷部選手ほどではないですが、やりたいことがたくさんあってまさに「忙しい」状況でした。

この本を読んで、56の習慣の1つ目から共感しました。

私の場合は意識して心を鎮めることが出来る時間は、通勤しているときや筋トレ・ジョギングをしている時ですかね。

通勤しているときは本を読んでいたり、情報収集をしている時間に充てていますが、疲れているなと思う時は敢えて何もせず人間観察をしています。

また筋トレやジョギングは身体にも良いですが、自らを追い込むことによって疲労が勝り余計なことを考えなくて済むから好きです。

そういう時間を大切にして、重要なことを見過ごさないように毎日を過ごしていきたいですね。

どんなに忙しくても意識して心を鎮める習慣、とても大事ですね!

マイナス発言は自分を後退させる

「監督は自分のことを分かっていない」などと言うのは、試合に出られない選手の定番の愚痴だ。

僕は愚痴を言わないようにしている。

愚痴というのは一時的な感情のはけ口になって、ストレス解消になるのかもしれないけれど、あまりにも安易な解決策だ。何も生み出さないし、まわりで聞いている人の気分もよくない。

愚痴で憂さ晴らしをするのは自分の問題点と向き合うことから逃げるのと同じ。ゆえに逆に愚痴を言わないように心がければ、自ずと問題点と向き合えるようになるのだ。(中略)

愚痴だけでなく、負の言葉はすべて、現状をとらえる力を鈍らせてしまい、自分で自分の心を乱してしまう。

心を正しく整えるためにも愚痴は必要ない。

出典:心を整える。p24-27

「愚痴で憂さ晴らしをするのは自分の問題点と向き合うことから逃げるのと同じ。ゆえに逆に愚痴を言わないように心がければ、自ずと問題点と向き合えるようになるのだ。」

この一文が好きですね。

何か達成できないことがあった時、他人のせいにしていたら自分自身の成長には繋がりません。

以前の記事で失敗学を取り上げた時も、「失敗に学び、そして自分で考えて行動する」ということを学びました。

愚痴って発散するだけでは成長はありません。

まわりで聞いている人も気分はよくない、と他人にも言及していますね。

周囲に迷惑を掛けて自分のストレスを発散するのではなく、きちんと向き合ったほうが未来志向ですね。

真のプロフェッショナルに触れる

カズさん(※三浦知良選手)が「1回食事でもしようよ」と言ってくださり、都内のレストランで初めて顔を合わすことになった。

カズさんはビシッとしたスーツ姿で現れた。あまりに緊張していたので、どんな店に行ったかまったく覚えていない。確か西麻布あたりのレストランだった。もちろん、すべてカズさんのセッティング。エネルギーに満ちあふれていて、17歳の年の差なんてまったく感じなかった。

カズさんがキングたる所以は、メニュー選びのときに感じさせられた。野菜をたっぷりと注文し、炭水化物はほとんど頼まない。試合の前はエネルギー源となる炭水化物を摂った方がいいけれど、普段は余計な脂肪がついてしまうからだ。やっぱりキングは違うと驚かされた。当然デザートも頼まない。(中略)

カズさんはみんなでご飯を食べていても、自分が決めていた時刻になったら、「じゃあ、明日練習だから」と言って帰っていく。まわりに流されず、長居はしない。やはり長く現役を続けている選手には理由があると思った。

出典:心を整える。p57-59

真のプロフェッショナルに触れる。

これは私も意識的にやっていることです。

心を整えることにも繋がりますし、何より人生の幅を広げることが出来ます。

私の場合「真のプロフェッショナル」の定義は「その道を極限まで努力して突き詰めている人」です。

もちろん周りの社会人はプロフェッショナルですが、多くがサラリーマンであり「その道を極限まで努力して突き詰めている人」ではありません。

その点三浦知良選手は「真のプロフェッショナル」ですね。

私も大好きなサッカー選手であり、以前横浜FCに所属していた時に練習場でサインをいただいたことがあります。

疲れているのに嫌な顔せず、サインをいただけてとても嬉しかったですね。

ファンサービスもひとつの仕事として捉えているのがわかります。

そしてもう一人好きなサッカー選手を挙げればクリスティアーノ・ロナウド選手です。

クリスティアーノ・ロナウド選手はポルトガル代表選手でFIFAワールドカップカタール2022にも出場している、サッカー界の英雄です。

もはや説明不要ですが、経歴をご紹介すると

サッカー関係者からしばしば史上最高の選手と評されるプレイヤーサッカー史上最多得点記録保持者代表得点世界記録保持者。3連覇を含めてUEFAチャンピオンズリーグを5度制覇し、ヨーロピアン・カップからの大会名変更後では歴代最多の優勝回数を経験している。イングランド・プレミアリーグで3度、スペイン・ラ・リーガで2度、イタリア・セリエAでも2度優勝し、欧州三大リーグで優勝した史上初の選手となった。またその全てで最優秀選手と得点王を獲得し、リーグ戦、カップ戦、スーパーカップで優勝した歴史上唯一の選手

UEFAチャンピオンズリーグで7度得点王を獲得し、バロンドールを5度受賞するなど数々の栄誉を手にした。またレアル・マドリードの通算最多得点記録、プレミアリーグのシーズン最多得点記録、UEFAチャンピオンズリーグの通算最多出場・得点・アシスト記録、同シーズン最多得点記録、FIFAクラブワールドカップの通算最多得点などで数々の記録を打ち立てている[25]。ポルトガル代表キャプテン。ポルトガル代表の歴代最多出場、最多得点記録の保持者。UEFA欧州選手権の通算最多出場、最多得点記録保持者。UEFA EURO 2016とUEFAネーションズリーグ2018-19では、キャプテンとしてポルトガルを国際大会初優勝に導いている。

出典:クリスティアーノ・ロナウド – Wikipedia

現代サッカーの最高選手と言っていいほどの経歴です。

しかし私がクリスティアーノ・ロナウド選手を好きな理由はサッカーのタイトルホルダーだからだけではありません。

クリスティアーノ・ロナウド選手は入れ墨をしていないんです。

その理由をご存知でしょうか。

サッカー選手で入れ墨をしている選手は少なくありません。

ファッションの一部だったり文化的な背景だったり、入れ墨をする理由は様々なようです。

クリスティアーノ・ロナウド選手と比較される、もう一人の現代サッカー最高選手はリオネル・メッシ選手ですが、彼は入れ墨をしています。

クリスティアーノ・ロナウド選手が入れ墨をしない理由。

それは献血が出来なくなるからです。

サッカー選手は「人々」に夢を与える仕事です。

そこにこだわるクリスティアーノ・ロナウド選手はその「人々」を大切にします。

たとえ病気の人でも元気になってサッカーで夢をみてほしいという思いから定期的に献血をしているそうです。

献血ができなくなるからという理由で、体には入れ墨を一切入れておらず、かつて受けた「動機が不純。単に自らの名誉と影響力を拡大したいだけ。言ってしまえば、ショーにすぎない」という批判に対しては、「もし、他人を助けることがショーだと言うなら、僕は永遠にこのショーを止めるつもりはない」と語っている。

出典:クリスティアーノ・ロナウド – Wikipedia

献血といったらこのブログの読者様はピンとくると思いますが、私も定期的に献血をしています。

クリスティアーノ・ロナウド選手はこの献血だけではなく、多くの慈善事業をしています。

より多くのゴールを奪いチームの勝利に貢献し人々を歓喜に導くだけではなく、人々を助ける。

クリスティアーノ・ロナウド選手・サッカー・人が一本の線で結ばれているのがわかります。

私が考える「真のプロフェッショナル」の定義は「その道を極限まで努力して突き詰めている人」とお伝えしましたが

まさに「真のプロフェッショナル」と言える人物です。

私も規模はまだまだ小さいですが、ディズニーパパ・ディズニーパパの教育系ブログ「幸せになれるアイディアをあなたへ」・人が一本の線で結ばれ、皆様へ貢献出来るようになりたいと思います。

今回のまとめ

長谷部誠選手の著書「心を整える。」をご紹介してまいりましたがいかがでしたでしょうか。

副題は「勝利をたぐり寄せるための56の習慣」でしたが、56の習慣のうちボリュームの都合上3つしかご紹介出来ませんでした。

他にも

集団のバランスや空気を整える

偏見を持たず、まず好きになってみる

群れない

競争は、自分の栄養になる

常に正々堂々と勝負する

努力や我慢はひけらかさない

読書は自分の考えを進化させてくれる

夜の時間をマネージメントする

遅刻が努力を無駄にする

常に最悪を想定する

他人の失敗を、自分の教訓にする

変化に対応する

迷ったときこそ、難しい道を選ぶ

感謝は自分の成長につながる

上記の通りたくさんご紹介したい習慣がありましたが気になる方は是非本書をご購入下さい。

このブログの読者様は「なんか、ディズニーパパと似てない?」と思われたかもしれません。

集団のバランスや空気を整えるために/感謝は自分の成長につながる「挨拶は大事」

夜の時間をマネージメントする「睡眠の重要性」

常に最悪を想定する「防災準備」

他にもこのブログでご紹介してきたことが書かれていて嬉しくなりました。

皆様の「心を整える」習慣のお役に立てれば幸いです。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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