グッディ!ディズニーパパの教育系ブログへようこそ。
今回はプレジデントファミリー2023冬号を参考に
『長者番付トップが受けた「世界一の」マネー教育』の記事からイーロン・マスクが受けたマネー教育を学んでいきます。
今回の参考書籍
今回の参考書籍はこちら。
以前の記事でも取り上げましたが、
私はプレジデントファミリーを定期購読しています。
今回の記事のように著名な方へのインタビューなど、とても学びになるので是非読んでみてくださいね。
イーロン・マスクとは?
もはや説明不要かと思いますが、一応触れておきます。
イーロン・マスク氏の略歴です。

アメリカ合衆国の起業家。
スペースX、テスラ、TwitterのCEO。
今をときめく稀代の天才経営者ですね。
世界の長者番付(2022年)
世界の長者番付トップ5(2022) |
1位 イーロン・マスク(アメリカ) 2190億ドル(32兆8500億円) |
2位 ジェフ・ベゾス(アメリカ) 1710億ドル(25兆6500億円) |
3位 ベルナール・アルノー(フランス) 1580億ドル(23兆7000億円) |
4位 ビル・ゲイツ(アメリカ) 1290億ドル(19兆3500億円) |
5位 ウォーレン・バフェット(アメリカ) 1180億ドル(17兆7000億円) |
フォーブス誌の世界長者番付(2022年4月)発表のものを抜粋しました。
いずれも桁違いの保有資産ですが、そのなかでもダントツなのがイーロン・マスクです。
2位のジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)に7.2兆円もの差をつけています。
どのようなマネー教育を受けてきたか気になりますね。
イーロン・マスクが受けたマネー教育とは?
イーロン・マスクが受けたマネー教育とは?
結論、「幼少期から働く経験をさせること」と母親メイ・マスク氏は伝えています。
自身も8歳の時に時給5セントで父親の経営するカイロプラクティッククリニックのチラシを郵送する仕事を始めたメイは、同じように3人の子供たちに幼い頃から自身が経営するモデルスクールや栄養コンサルタント業を手伝わせた。
マスクは当時からテクノロジー分野に強かったため、IT担当としてワープロを使いこなし、長女のトスカは事務作業やモデルスクールの裏方の仕事を担当したという。そのかいあって、マスクのみならず、次男はレストラン経営者として、トスカは映画監督として、それぞれの道で成功を収めている。
「子供たちも現実社会の責任から逃れる必要はない」というメイの教育方針は、まさに生きる力を身につけるためのマネー教育の根幹をなしていると言えるだろう。「髪を振り乱して衣食住のために働かざるをえなかった」メイだが、自身の働く姿を示したことが子供たちの勤勉さと独立心を育み、大きな財産になったと語っている。
出典:プレジデントファミリー2023冬号 長者番付トップが受けた「世界一の」マネー教育 p.85
シングルマザーとなったメイが子供たちを働かせることにどこまで教育的価値を見出していたかはわかりません。
本当に猫の手も借りたいほどに忙しかったのであれば、教育的観点を一旦置いて完全に戦力として仕事を手伝わせていたのかもしれません。
しかしその結果、イーロン・マスク氏を筆頭に各分野で子供たちは活躍しています。
子供は学生なんだから勉強が第一、という声はあります。
しかしそれはいずれ親元を離れ、独立していく準備に過ぎません。
ライオンも親から狩りを学び、鳥も親から飛び方を学びます。
「生きる」ことに直結することを早い段階に親から学ぶことは、多くの生き物に共通して見られます。
人間はどうでしょうか。
学校で学ぶことは「勉強」であり、お金の稼ぎ方ではありません。
お金の稼ぎ方は多種多様なため、学校では専門的に学ぶ機会はそう多くはありません。
その結果、大学でフランス文学を学んだ学生が保険会社に就職するなどせっかく学んだことを活かしきれないような学んだことと就職のミスマッチが起きています。
※以前も弊ブログでお伝えしましたが、私はそれを「文部科学省と経済産業省の間の落とし穴」と呼んでいます。
多くの生き物が生きることに一直線な教育に対して、人間は回りくどい教育なのかもしれません。
人間は他の生き物に比べて寿命が長いのでそれも一興かもしれませんが、それでお金を稼げず食いっぱぐれているようでは元も子もありません。
前置きが長くなりましたが、
自分自身の仕事を子供たちに見せ一部を担わせるのは、ある意味人間以外の生き物が見せる「生きることに一直線な教育」なのかもしれません。
多くの親が仕事をしていると思いますので、それを見せる、出来れば一部を担わせることは再現性がありそうですね。
一部を担わせるのは難しくても自分自身の仕事を子供に伝えるのは学校では教えることが出来ない、素晴らしいマネー教育だと思います。
本項の結びはこうです。
04年から4月を「Financial Literacy Month(マネー教育月間)」と定めて、国を挙げて子供たちのお金にまつわる意識を高める取り組みを続けているアメリカでも、「稼ぐ・貯める・使う・増やす」のうち、稼ぐこと、つまり勤勉に働いて報酬を得ることを金融教育のスタート地点に位置づけている。
まずは働くことの意義を親子で話し合ってみてはどうだろうか。
出典:プレジデントファミリー2023冬号 長者番付トップが受けた「世界一の」マネー教育 p.85
全く同意です。
今回のまとめ
プレジデントファミリー2023冬号、
『長者番付トップが受けた「世界一の」マネー教育』の記事からイーロン・マスクが受けたマネー教育を学んできましたが、いかがでしたでしょうか。
結論、「幼少期から働く経験をさせること」とのことでしたが、それが難しくても働くことの意義や親の仕事について話すことなど、再現性の高く我々でもすぐに出来そうなことを学びました。
皆様の育児教育のヒントになれば幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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